オウンドメディアの運用は、ある程度工数が必要なため、自社でおこなおうとすると人的リソースの問題からなかなか難しいという企業が多いのが実情としてあります。
ここでは、オウンドメディア運用を外部に委託する際のメリットとデメリットや、委託する場合の注意点、委託先の選び方のポイントについて解説をしていきます。
オウンドメディアの運用を委託するメリットとデメリット
オウンドメディアの運用の外部委託には、メリットとデメリットがそれぞれ存在します。
外部委託するメリット
・社員が自分の業務に集中できる
・オウンドメディアの質が上がる
・他社の運用実績から、最新の情報が入手できる
・専門家の知見を取り入れることができる
外部委託するデメリット
・相応の費用が発生する
・ノウハウが蓄積されにくい
・企業の独自性があまり発揮されない
・緊急の対応が難しい
オウンドメディア運用を外部に委託する場合、ここで挙げたようなメリット、デメリットがあります。デメリットを踏まえつつ、メリットの方が大きいと判断した場合は、外部委託の運用に舵を切ってもよいでしょう。
オウンドメディアの運用を委託する場合の注意点
委託先を選ぶ際の注意点について触れておきます。
まず、オウンドメディアを運用する目的とターゲットをはっきりとさせておく必要があります。委託前に委託先としっかりとすり合わせをおこない、軸を定めておくことが大切になります。
そして、成果をすぐに求めないという点も大切です。オウンドメディアはコンテンツが用意できたからといってすぐに効果がでるとは限りません。ある程度時間がかかるものであり、年単位の長期スパンで成果を待ちましょう。
オウンドメディアの運用を委託先の選び方のポイント
委託先の選び方にもいくつかポイントがあります。具体的には以下が挙げられます。
・これまでどんな実績をあげてきたか
・委託先が運営しているオウンドメディアをチェックする
・見積もり内容を細かくチェックする
・アフターケアがしっかりしているか
これらのポイントは、委託先を選ぶうえでとても大切です。オウンドメディアの運用はコンテンツを準備・公開して終わりではなく、その後成果を出すために長期にわたって施策が必要になり、委託先とは長い付き合いになります。委託先の選定で失敗しないよう、契約を交わす前にここで紹介したポイントについて事前に確認をするようにしましょう。
まとめ
オウンドメディア運用の外部委託は、よいことばかりではなく、一定のデメリットが存在します。外部へオウンドメディアの運用を委託することを検討している場合は、契約を交わす前に、ここで紹介したメリット・デメリットを踏まえ、注意点やポイントを参考にしながら事前に確認をするようにしましょう。